それはキューティクルです。 キューティクルはうろこ状のものが8層ぐらい重なり合ってできていて、髪の内部にあるマトリックス(間充物質)を外に出さないための「壁」の役割を果たしています。 と言うことは・・・? キューティクルが傷つくと大切な髪のタンパク質が外に流れ出てしまうのです。 キューティクルは摩擦(髪がこすれ合う)や、ヘアアイロン(コテ)の熱、パーマやカラー、 紫外線などでダメージを受けてしまいます。 ただ、約8層も重なり合っているので少しぐらいのダメージでは実感を伴わず、少しずつ気がつかないうちにダメージが進行しているケースが多いようです。 しかし、このキューティクルが耐えきれないほどのダメージを受けてしまったら、髪はどうなってしまうのでしょう? |
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キューティクルがダメージしてしまうと、次にダメージしていくのが髪の内部にあるマトリックス(間充物質)です。ここには髪の潤いやハリコシ維持したり、パーマやカラーをするときに必要な「タンパク質」「水分」「油分」「色素」などがたくさん含まれています。 と言うことは・・・? このマトリックスが髪の外に流れ出てしまうと、髪の大切な内容成分がからっぽになってしまい、次第にパサパサ・・・ボサボサ・・・プチプチ・・・あげくの果てにカラーの色落ちが早い、パーマがすぐにとれてしまうなど、髪が悲鳴を上げ出します。さらにキューティクルがどんどんはがれ落ちていき、マトリックスがむき出しになってしまいます、こうなるともう手遅れ!せっかく伸ばしている髪もダメージ部分をカットするしか修復する方法がなくなっ てしまいます。 こんな風にならないために、ご自宅での「ホームケア」が重要です。 何かむずかしそう? そんなことはありません、たった3つの簡単な約束を守るだけでOK! さっそく、その約束のチェックをしましょう。 |
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実は、こんなに簡単なホームケアがあります。それは・・・ 1. シャンプー後には必ずトリートメント剤をつけ、3分以上置いてから流し、 乾かす前に洗い流さないタイプのトリートメント剤を使用する。 2. ぬれた髪や、半乾きの髪の状態で寝ない。 3. 高温の熱(コテなど)は直接髪に当てて長時間おかない。 ・ ・・・と、熱や摩擦から髪を守ることが大切なのです。忙しくてついつい・・・。 という人も多いかもしれませんが、ぜひ3つの約束を習慣づけて下さいね。 では、かんじんのシャンプーとトリートメント、本当にあなたの髪質に合ったもの あなたにピッタリのアイテムは? |
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トリートメントという一言を聞くと、お風呂の中でシャンプー後にしたり、 ヘアケアにおいての美容室は、いわば髪の病院。
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