みなさまこんにちはEXcute中西倫子です。
震災のあの日から昨日で1ヶ月ですね。
まだまだおさまる気配のない余震に、日々、心がいたみます。
被災地の一日も早い復興を、心からお祈り申し上げます。
関西でも、あった大震災。
私は京都にいましたが、当時小学5年生で、
朝、すさまじい揺れで、目が覚めたのを、いまでもはっきり覚えています。
人の力では食い止めることができない、自然の恐ろしさを実感したできごとでした。
今回の被災地が、復興するまでには、
莫大な資金と、時間が必要なことは、みなさまも、ご存知のことと思います。
でも、大変な犠牲者を出してしまった阪神淡路大震災は、
復興までが、とても早かったように感じます。
確かに津波はなかったですし、余震が1ヶ月以上も続くことはありませんでした。
でも、家屋やビルの倒壊は激しいものがありました。
建築家の安藤忠雄は、
「復興が早いと感じる裏側には、神戸の人の、淡路の人の、地元愛が強かったからだ」
と、言っていました。
ところで、皆様は、
「淡路夢舞台」をご存知でしょうか?
2000年に設立された複合文化施設で、
建築にかかわるすべてを、関西出身でもある安藤忠雄が任されています。
野外音楽場や、植物園、百段苑と呼ばれる大きな庭があります。
安藤忠雄らしいコンクリート基調の建物ばかりで、
ゆったりとモダンな空気が流れています。
震災からの新たなスタートの気持ちもこめて建築にあたったそうです。
本当に広大で、
一度座って海や空を見ていると、なかなか立ち上がれません。
奇跡の星植物園というところには、
こんなおもしろいランの花もありました。
人の顔に見えませんか?
そこにあるひとつひとつの植物がおもしろく、かわいく、おしゃれな雰囲気を持っていました。
野外音楽場では、ライブやコンサートが開かれています。
いつか、被災地に、穏やかな日が訪れた時には、
こんなキレイな青空が見れたらいいなって思いますね。