Snob Angelaの窪田です。
今日は、ちょっと美容師の技術について話していきます。
どこの美容室でも当たり前にやっているカット技術
でも、何かが違う…
美容室によって明らかに何かが違うって感じた事はありませんか?
そう感じている人は沢山おられるのではないでしょうか!
はっきりいって違います。
違って当然なものです!
基本的に美容師は、美容学校で基礎的なカット技術を習うものだと一般の方たちは思っておられるのではないでしょうか。
しかし、美容学校で習得するカット技術は国家試験の為に簡略化されたものです。
人の頭に対して施術していくものとは違い、ウイッグという髪の毛の生えた人形に対して部分部分に決められた長さを測りながら正確に切っていくというもの。
当然ハサミがあればただただ切る事はできます。
しかし、これでは100人100通りに違う顔や首の長さ、骨格、髪質、毛流、に対して対応することはできません。
ならば、どうしているのか。
美容室に就職ししてから、そのサロン独自の手法で技術を学びます。
ということはです!美容学校を卒業したての美容師さんは人にカットをするための準備ができていないと考える方が妥当です。
サロンで美容師になってからも、個々サロンによって技術を学ぶ順番が違ったり、カリュキュラムとして課題としている練習の質や量が違ったりで、最終的にスタイリストに成る時に個人の努力や器用さによっても違いますがありますが、美容師としての仕上がりが全く違ってきます。
技術を習得するという事は、基本そんな生半可なものではありません。
卓越する為には、薄皮を貼っていくが如く地道な繰り返しになります。
最近は、スタイリスト(カットまでの全部の技術ができる技術者)に成るまでの期間をできるだけ短くしていく事に力を入れているサロンが増えてきました。しかし練習に必要な時間は変わるわけはありません。
小学校が6年間、中高3年間ずつ時代が変われど、いまだ学校教育の期間が変わらないのにも理由がある様に美容師にもある一定以上の知識を習得するのに必要な時間があります。
「2000時間」これが美容師が一人前に成る為に必要な練習時間の平均です。
この時間の中で短縮できるとしたら、各技術(シャンプーやスパ、ヘアカラーやパーマ、カット)お客様に入客するまでのウイッグやモデルなどを使った練習だけです。
お客様に技術をおこない習得していく経験値を短縮する事は現実的にできません。
営業終わりに練習するだけで無く、営業中も決められた時間を練習していけば、単純に従来よりもかなり早い期間でスタイリストに成ることも可能だとおもいます。
最善最短で技術者になれるための指導を個人に合わせてプロデュースしていきます。